- ベンチプレスは戻ったが「ダンベルフライ」だけ痛い人へ
- 原因は肩ではなく「胸の在庫過多(筋膜の癒着)」だった
- 30代がやるべき、ボールを使ったピンポイント爆撃術
係長Tだ。
今週は「買ってよかったもの」などの攻めの記事が続いたが、日曜日は恒例のメンテナンス(体のケア)報告を行う。
機械も体も、使いっぱなしでは必ず壊れる。
特に我々30代のパーツは、メーカー保証が切れていることを忘れてはいけない。
1. 【戦況報告】主力ライン、完全復旧
まずは朗報だ。
昨年末から故障していた、我が工場の主力ライン「ベンチプレス」が完全復旧した。
重量も故障前の水準まで完全に戻った。
「もう一生、重いバーベルは持てないんじゃないか?」という不安があっただけに、痛みなく持ち上げられた瞬間は、決算ボーナスが出た時より嬉しかった。
だが、問題はここからだ。
2. 「ベンチはOK、フライはNG」の謎エラー
「押す」動作は完璧なのに、なぜか以下の2種目だけ、肩の前部に鋭い痛みが走る。
- ダンベルフライ(胸を開く動作)
- ショルダープレス(頭上に上げる動作)
「治ったのか? 治っていないのか?」
原因が分からずモヤモヤしていた私は、リハビリの先生(プロ)に体を見てもらった。
そこで返ってきた答えは、あまりに単純なものだった。
「Tさん、胸の筋肉が硬すぎます。これじゃ肩の骨が動くスペースがありませんよ。」
3. 原因分析:在庫が邪魔で、通路が通れない
分かりやすく、倉庫(物流)で例えよう。
私は「大胸筋」という在庫を必死に積み上げすぎて、通路まで荷物ではみ出してしまった状態だ。
その結果、フォークリフト(肩関節)が旋回しようとすると、積み上げた荷物(カチカチに固まった胸筋)にぶつかってしまう。
これが、胸を開いた時に起きる痛みの正体だった。
要するに、「筋肉をつけること」ばかりに集中し、「筋肉をほぐすこと(柔軟性)」をサボったツケだ。
今すぐ、スマホを持ったまま以下の動作を試してみてほしい。
- 壁の横に立つ。
- 肘を90度に曲げて、腕を壁につける。
- そのまま体を「グーッ」と前に出す。
対策:地味すぎるメンテナンスメニュー
処方箋はシンプルだ。毎日風呂上がりに以下の2つを徹底すること。
特に「筋膜リリース(筋肉の癒着はがし)」には、適切な道具が必要になる。
① 柱を使った大胸筋ストレッチ
家の柱やドア枠に片腕を引っ掛け、体重を前にかけて「胸の付け根」を伸ばす。
ポイントは、腕の高さを「上・中・下」と変えること。これで胸の筋肉全体をほぐせる。
② ボールで「在庫」をピンポイント爆撃する
ただのストレッチでは伸びない「頑固な固まり」には、物理攻撃が有効だ。
面積の広いローラーでは胸の奥まで届かない。ここで使うのは「マッサージボール」だ。
壁と胸の間にボールを挟み、体重をかけてゴリゴリと回す。
激痛が走る場所があるはずだ。そこが諸悪の根源(トリガーポイント)だ。
テレビを見ながらでいい。この痛みに耐えてほぐす時間が、明日のベンチプレスを軽くする。
「どれを買えばいい?」と迷うなら、本家本元の「トリガーポイント(TRIGGERPOINT)」のマッサージボール一択だ。
テニスボールでも代用できなくはないが、耐久性と「硬さ」が違う。
2,000円〜3,000円の投資で、整体に通う回数が減るなら安すぎる投資だ。
4. 転んでもただでは起きない「深み」の話
「ダンベルフライが痛くてできない」
かつての私なら、ここで腐ってトレーニング自体をサボっていただろう。
だが今は違う。
「痛くない、別の種目を試せばいいだけだ」
いつもの道が通行止めなら、迂回ルートを探せばいい。
これまでやってこなかった種目や、マシンを使った軌道の違うトレーニング。
それを試行錯誤することで、トレーニングの知識と引き出し(深み)が増える。
怪我は「停滞」ではない。「新規事業(新しい種目)」を開拓するチャンスだ。
そう捉えれば、リハビリ期間すらも資産になる。
結論:柔軟性も「資産」の一部だ
硬すぎる筋肉は、ただの「動かない在庫」だ。
来週も引き続き、ボールでゴリゴリと品質管理を徹底しながら、ベンチプレスの重量を維持していく。
皆さんも、自分の「在庫(筋肉)」が硬くなっていないか、今すぐ確認してほしい。
体が資本だ。ご安全に。
▼ 怪我をした当初の絶望はこちら
【悲報】インピンジメント症候群と診断されました。30代のエゴが招いた崩壊の記録。
0 件のコメント:
コメントを投稿